新!店長がバカすぎて 早見和真

新!店長がバカすぎて 早見和真

先日読み切った『店長がバカすぎて』の続編です。
宮崎に異動になった店長が再び<武蔵野書店>吉祥寺本店に戻ってきた『新!店長がバカすぎて』。

今回も店長のクセが強い!
前作に引き続きおなじみの先輩、後輩、親父、作家さんはもちろん、
新たに、アルバイトの後輩、会社の専務など新キャラも登場して、
主人公の谷原の振り回されっぱなしが加速しています。

お仕事を頑張る人へのエールのような本でした!

本の概要

作品名 新!店長がバカすぎて 早見和真
著者 早見和真
読後感 面白い すっきり 頑張るぞ


あらすじ

宮崎の山奥に異動になっていた山本猛元店長が、 三年ぶりに、吉祥寺本店に店長として復帰した。 張り切る店長だが、相変わらず、人を苛立たせる天才だ。しかし京子は、心の中で「お帰りなさい」とつぶやいた。そんな中、本や書店を取り巻く環境はますます厳しくなってきたが、 それでも京子は、新人作家の才能に出逢い、打ちのめされ、 好きな作家の新作に心躍らせ、時には泣き、笑い、怒り、日々戦っています。スタッフの磯田さんや、覆面作家だった大西先生や神楽坂で小料理屋を営む親父さんや、優しき先輩たちに、応援を受けながら――。

角川春樹事務所HPより引用

書店員の谷原が、異動先の宮崎から吉祥寺本店へ舞い戻った店長に振り回される、お仕事ストーリーです。

上手くいかないこともあるけど、大好きな本を売る、という思いを原動力に、書店員の谷原が奮闘しています。

感想

全体的に谷原のツッコミ(毒舌)が磨かれていてとっても良かったです。
前作では、どんなにイライラしても心の中で留めておくことが多かったイメージでしたが、
本作では、どんどん口に出してる。しかも、中々の品がない言葉使いで。
上司に思いっきり罵倒しているところなんか最高でした。

ただ、谷原は、怒ってキレた人に好かれてしまうからすごい。
ちゃんと理屈があって、愛があるからなんだろうなあ。

本作で一番心に残ったのは、新人アルバイトの山本さんが言った
「本屋さんのある街に住みたい」という言葉。

この考え方、とても素敵だなと思いました。

今はネットで何でもそろう時代。もちろん本も。
ただ、POPや本の並びなど、
書店員さんの売りたい気持ちが詰まった空間から本を選んで買うって、
改めて心惹かれることなんだなあ、と感じました。
そこで、とても良い本との出会いがあれば、最高ですよね。

書店員さんの仕事ぶりを通して、
明日からも頑張ろうと元気と勇気をもらえた一冊でした。
本好きの方には、たまらなく面白い本だと思います♪

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