「ワーママの良いところって何だろう?」と思ったことはありませんか?

仕事と子育ての両立で忙しい!

子どもの体調管理に振り回されて、毎日時間に追われてる!
こんなネガティブな印象はないでしょうか?
その通り。ワーママはとっても大変です。
ですが、実際にワーママを続けてみると、「仕事をしていてよかった」「子育てをしながら働けるのはメリットだな」と感じる瞬間もたくさんあるんです。
この記事では、ワーママでよかったこと・働くママならではのメリットを、実体験をもとにまとめました。これから仕事と育児を両立したい方や、ワーママの生活に不安を感じている方の参考になればうれしいです。
\\ この記事はこんな方におすすめ //
✓ これからワーママとして働こうか迷っている方
✓ ワーママのメリットやよかったことを前向きに知りたい方
✓ 働きながら子育てすることに不安や迷いがあるプレママ・ママ

双子を1歳半で保育園に預けて、フルタイムで職場復帰した私が考える、
「ワーママのいいところ」をご紹介します!
ワーママでよかったこと10選
上の双子を1歳半で保育園に預け、フルタイム勤務(8:30~17:00)で職場復帰したわたし。仕事に育児に忙しい毎日でしたが、ワーママとして駆け抜けた日々はとても意義のあるものでした。
そんな私の体験談も踏まえて、よかったな、と思うことをご紹介します。
仕事をしてお金を稼ぐ姿を子どもに見せられる
子どもは親の背中を見て育つ、とよく言われます。ママが働いている姿を日常的に見せることは、「お金は働いて得られるもの」という基本的な価値観を子どもに伝える大きな機会になります。
お給料をもらうために努力している姿や、仕事にやりがいを感じている様子は、学校では学べない「リアルなお金の教育」です。美味しいごはんやかわいい服、楽しい旅行などは、普段パパやママがお仕事を頑張ってお金を得ているからだよ、と伝えるだけでも、子どもにとっては大切な学びになります。

我が家は、たまの贅沢で休日に外食する際によくお金の話をしています。
子どもが家事を覚えていく
子育てをしながら家事をするのは大変です。そのため、ママ一人では限界があり、家族の協力も欠かせません。子どもが幼い内は、私と夫が家事を担っていましたが、年中くらいあたりから子どもにも、家事を分担して手伝ってもらったところ、どんどん覚えて助けてくれるようになりました。
子どもは覚えが早いです。上手に協力を求めて、子どもの家事スキルを伸ばしてあげると、すぐに大きな戦力になってくれますよ。
また、幼いころから当たり前に家事をすることで、将来子どもが大きくなった時に、家事への抵抗感が少なくなるのではないかな、とも思っています。

我が家は、最初は部屋の片付け(本を本棚に戻すなど)のお手伝いから始めました。
保育園でしかできない遊びや経験がある
保育園などの預け先では、自宅や個人ではできない遊びをたくさん経験できます。
例えば、大きな紙に絵の具でお絵描きをしたり、広い園庭でお友達と鬼ごっこをしたり。
我が家は双子だったので、近くの公園へ行くだけでも大変でした。なので、家遊びが多かったのですが、保育園では、外でも屋内でも目いっぱい遊ばせてくれたので、双子は保育園大好きっ子になりました。

自宅だと我慢させてしまう遊びも、保育園だと思いっきり遊ばせてくれるので、
親としても嬉しいかぎりでした。
家族以外の大人に成長を見守ってもらえる
預け先の保育園で、保育士さんや調理員さんなど、スタッフの方々が子どもの成長を見守って下さり、とても心強く感じました。お迎えに行くと、「今日はごっこ遊びで〇〇ちゃんと楽しそうに遊んでいましたよ!」「目が少し腫れているので、お家でも様子を見てみてくださいね」など、その日の様子を共有してくれました。
家で子どもと一緒にいる時間が長いと、自分だけが育児をしているという孤独を感じることがありました。ですが、保育園の職員さんも一緒に我が子を見守ってくれていたので、大変なのは一人じゃないと前向きな気持ちを持つことができました。
子どもにとっても、家族以外の大人と接するのは良い刺激になりますよね。最初は緊張して泣いてしまうこともありますが、いつかは慣れます!人見知りも改善するかもしれません。

1歳半から保育園に通っていた双子は、お陰様で人見知りを全くしません。
働くママ友と苦労を共有できる
子どもの体調不良で仕事を急に休んだり、帰宅後の家事育児が急がしすぎたり。保育園でできたママ友は、そんなワーママあるあるを経験している方たちばかり。
ワーママという立場が同じなので、苦労を共有し、お互いに励まし合っています。
育児や仕事のあれこれを、共感したり、相談したり。共に「働きながら子育てする」という大変な経験をお互いにしているママ友が身近にいてくれるのは、とても心強く感じています。
自分のお金で買い物ができる喜び
自分で働いて稼いでいる、と少なからず自負しているので、お金を使うことに後ろめたさがありません。家計全体を考えるともちろん節約や優先順位は大切ですが、家族の生活に影響がない範囲内であれば、自分の買いたいものを自由に買っています。
例えば、カフェでの一杯や、自分の服、趣味の本や刺繍グッズなど。自分が稼いだお金で、ご褒美のようなものを買うと、満足感や達成感を得ることができます。
単なるお金の問題ではなく、気持ちの余裕や自己肯定感にもつながる点が、働くママならではのメリットだと感じています。
男女ともに働くのが自然、という価値観を子どもに伝えられる
ワーママとして働くことは、子どもに「男女どちらも働くのが当たり前」という価値観を自然に伝えることにつながります。家庭の中で、ママが仕事をしている姿を見せることで、昔ながらの「女性が家事育児、男性が仕事」という固定的なイメージにとらわれにくくなります。
将来、我が子にパートナーができた時は、性差に関わらず仕事・家事・育児を担ってほしいと願っているので、我が家の共働きの環境が、子どもの価値観に良い影響を与えられていたらいいなと願っています。
規則正しい生活リズムが身につく
毎日の出勤や子どもの登園・登校に合わせて動く生活は自然と「規則正しいリズム」を作り出します。朝決まった時間に起きて、食事をして、夜はできるだけ早めに休む。
その繰り返しが、家族全体の生活リズムを整えてくれます。
このリズムは大人にとっても子どもにとっても、健康面で大きなメリットがあります。体内時計が安定すると、睡眠の質が向上し、朝すっきり目覚められるようになります。さらに、睡眠時間がしっかり確保されることで、集中力や免疫力も高まり、体も心も元気に過ごすことができます。
働くママの多くが恐れているのが、突然の子どもの体調不良。
不規則な生活は体調不良に繋がってしまう可能性もあります。規則正しい生活で、少しでも健康的な生活で丈夫な体つくりを目指していきたいですね。

「寝る子は育つ」と子どもに言い聞かせて、
我が家は、保育園の時は20時、小学校に上がってからは21時までの就寝を目指しています。
夫に万が一のことがあっても安心できる
結婚や出産をきっかけに「もし夫に何かあったらどうしよう」と考えるママは少なくありません。病気やケガ、会社の事情による収入減など、家庭の収入が一馬力に依存していると、「自分一人で子どもを養っていけるのかな」と不安は常につきまといます。
その点、ママ自身が働いて収入を得ていると、万が一の場合でも、生活を支える収入源はなくなりません。すぐに生活水準を落とす必要がなく、子どもたちに無理をさせずに済むのは大きなメリットです。
また、経済的な安心は心の余裕にも直結します。「もしもの時に私が支えられる」という自信は、将来への漠然とした不安を減らし、日々の生活を前向きに楽しむ力になります。家族を守る手段を持っていることは、働くママだからこそ得られる大切なメリットと言えるでしょう。

大げさかもしれませんが、自分で働いている収入があるので、
路頭には迷わないだろう、という安心感を持っています。
家庭以外にも居場所がある
子育て中はどうしても生活の中心が「家庭」になりがちです。ですが、働くママの場合、職場や同僚との関わりがあることで、家庭とは別の居場所を持つことができます。
家庭以外の居場所を持つことは、気持ちの切り替えや精神的な安定につながります。子どものことや家事のことだけではなく、仕事を通じて社会と関わることで、「自分は一人の大人として必要とされている」という実感が得られます。仕事上の会話だけでなく、ちょっとした雑談など、家庭から離れた時間を過ごすのはいい気分転換になります。
家庭を大切にしながらも、家庭以外の場所で役割を持つことは、働くママならではの大きな強みではないでしょうか。

家族以外の人との関わりは、社会的なつながりを実感でき、
「社会人として生きている」感覚を味わえますよ。
おわりに
ワーママとして過ごす毎日は、決して楽なものではありません。家事・育児・仕事と、やることは山ほどあって、時には「もう無理!」と思うことも何度もありました。(今もあります。笑)
それでも、働くからこそ得られる喜びや安心感、そして子どもに伝えられる価値観があります。
あると信じています。
忙しい中にも、自分が選んできた道だからこその誇りを持てると思っています。
「ワーママでよかったこと」を振り返ると、ただ大変なだけじゃない、たくさんのメリットにあふれています。これから働こうか迷っている方や、今まさに頑張っているママにとって、この記事で少しでも励みになれば嬉しいです。