ベビーカー選びって、種類が多くて本当に迷いますよね。それに、安い買い物ではないので、しっかり選んで満足したものを購入したいところ。私自身、双子の育児を経験した時に、軽さを重視して選んだベビーカーで「ちょっと失敗したな」と思ったこともありました。
今回はその反省をふまえて選んだ サイベックス メリオ カーボン(2025年モデル) のレビューをまとめます。実際に使ってみて感じた良いところ・気になるところを正直にお伝えするので、購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。
\\ この記事はこんな方におすすめ //
✓「サイベックス メリオカーボン」の購入を検討している
✓おしゃれなベビーカーが欲しい
✓ベビーカーが欲しいけど、どんなポイントを重視して買えばいいか分からない

私の失敗談もふまえてご紹介します。
双子育児の時のベビーカー選びの反省
上の双子に使っていたのは、軽さを重視して購入したベビーカーでした。(1台に2人乗れるタイプではなくて、1台に1人乗れるベビーカーを2台使っていました。)荷物が2人分で多いので、少しでもベビーカーは軽くてコンパクトなものを、と思い選びましたが…
- 軽すぎて荷物をかけたときに転倒してしまうことがあった (※子どもが乗っていないときです。)
- リクライニングのクッションが薄く、寝心地はいまいち
- 価格と金額を重視したので、見た目のデザインは二の次になってしまった
この経験から、今回のベビーカー選びは「安定性」「快適さ」「デザイン」を重視しました。
サイベックス メリオ カーボンの良いところ
数あるベビーカーの中で、我が家は「サイベックス メリオ カーボン」を購入しました。
このベビーカーに決めたポイントは次の通りです。
シングルタイヤでスムーズな走行

アカチャンホンポで試したところ、他のベビーカーと比べてすいすい動く感覚に驚きました。
店員さんの解説によると、フレームが一直線で力が伝わりやすい作りになっているとのこと。
確かに、使っていても、石やでこぼこ道でも引っかかりが少ない印象があります。
軽い力ですいっと動いてくれるため、走行性の良さを感じています。

ベビーカーがスムーズに動かないと地味にストレスなので、メリオカーボンの走行性の良さには満足しています。
厚みのあるクッション&メッシュシート

ベビーカーに乗せた時の赤ちゃんの快適さも重視しました。
双子が使っていたベビーカーは軽量タイプが故に、クッションが薄く、寝心地があまり良さそうではありませんでした。でこぼこした道だと、振動が伝わるかなと心配してゆっくりベビーカーを押すように気を付けていました。
一方、メリオカーボンは厚みのあるクッションなので、振動を吸収して伝わりにくくしてくれます。
標準で2つシートが付いてきます。『新生児インレイ』と『コンフォートインレイ』です。
『新生児インレイ』は赤ちゃんの体全体を包みこむサイズの大きさで、厚みがありふかふかしています。『新生児』と名前がついていますが、生後1カ月~6カ月ごろか対象時期とのこと。大きく成長するにつれて、少し薄めの『コンフォートインレイ』のコンパクトなクッションに変更できます。
2024年モデルは背面のみメッシュ、2025年モデルは背面と座面がメッシュ仕様になっていて通気性がアップしています。暑がりの赤ちゃんにはありがたい工夫です。

末っ子は夏生まれなので、通気性を考えて2025年モデルを選びました。
洗練されたデザインと落ち着いたカラー

ドイツメーカーらしく、無駄のない作りでシンプルでおしゃれ。高級感があるデザインにひかれてました。カラー展開は7色あり、「アーモンドベージュ」を選びました。
双子育児では、黒のベビーカーで、砂汚れが目立っていたのが気になっていたので、その経験を踏まえて黒は選びませんでした。末っ子は、まだ公園に行って砂遊びをするほど大きくないですが、黒よりも砂汚れが目立ちにくいだろうと期待しています。

おしゃれなベビーカーでの外出は気分も上がります♪
深くて風通しの良い日よけ(幌)

夏生まれの赤ちゃんに欠かせないのがしっかりした幌。我が家は上の子のお出かけに付き添って、小さい月齢から外出が多いかもしれないと考え、深めで日差しをしっかり遮ってくれる点も重視しました。
メリオカーボンは深めの幌で日差しを遮ってくれます。さらに、幌の一部をめくってメッシュ窓にもできるので、通気や赤ちゃんの様子確認も可能です。

末っ子はメッシュ窓から外を見て楽しんでいるときがあり、赤ちゃんの気分転換にもなっているようです。
収納力抜群のバスケット

ベビーカー下のバスケットは間口が広く、ブランケットや抱っこひも、買い物袋などを出し入れしやすい設計。紙おむつなら、写真は1パックですが、2パックは収納できそうです。公式サイトでは、積載重量:5kgまでとのこと。荷物が多い日も助かります。
安定感のある重量
本体重量は5.9kg。軽すぎず重すぎず、ちょうどいい重量だと思っています。というのも、双子に使っていたベビーカーは「軽すぎて不安定」だった経験がありまして。ある程度の重量があるので、走行中も安定感があり、安心して使うことができています。
使ってみて気になった点
気になる点もあります。私としては、購入をやめるほどではありませんでしたが、気になる人もいるかもしれません。
折り畳み時の自立が不安定

写真左は折り畳んで自立した状態です。この状態からよりコンパクトに折り畳むと、右写真のようになり、タイヤが地に着かない状態になるので、自立ができなくなります。
保管スペースの関係などで自立を重視する場合は、最小の折り畳みサイズでは自立しないという点に注意が必要なのかなと思いました。

折り畳みにも少し慣れが必要だと感じたので、使う前に数回練習すると良いと思います。
対面・背面の切り替えが簡単ではない

対面・背面の切り替えは、シートごと取り外し、向きを変えて付け替えます。取り外し・取り付けの操作は難しくはありませんが、一度シートを外すので、赤ちゃんを乗せたまま切り替えができません。
双子育児を思い返してみると、赤ちゃんが周囲に興味を持ち、外を見たがるようになると、ずっと背面での使用でしたので、頻繁に切り替えるということはありませんでした。
ということで、我が家は対面・背面の切り替えはそこまで重要視しませんでした。
価格はやや高め
サイベックスのベビーカーは比較的、高価格帯だと思います。ただ、それに見合う機能やデザイン性があります。少しでも価格を抑えたい場合は、25年モデルではなく、24年モデルがセール価格になっているので、こちらの購入を検討してみるのもいいかもしれません。(2025/9/7時点)。
結論|サイベックス メリオ カーボンを買ってよかった!
上の双子育児での経験から「安定感」「快適さ」「デザイン」を重視して選んだ結果、我が家はメリオカーボンにして正解でした。気になる点もいくつかありますが、我が家としては重要視するほどでもなく、とても優秀なベビーカーだと感じています。
購入前は、実際にアカチャンホンポの店頭で試しましたが、最終的には楽天市場で注文しました。アカチャンホンポと同じ価格で、オプションのカップホルダーが付いていたからです。
今の末っ子育児は、私にとって人生最後の育児になる(予定)なので、気に入ったベビーカーが買えてとても満足しています。
「サイベックス メリオ カーボン」がおすすめな人
こんな方に「サイベックス メリオ カーボン」はおすすめです。
・おしゃれなベビーカーを使いたい
・すいすい動く走行性を重視したい
・赤ちゃんの快適な乗り心地を重視したい
ベビーカー選びに迷っている方は、ぜひ候補に入れてみてくださいね。この記事が参考になれば幸いです。